豆知識
2020.07.12
【身近な暮らしの中にある仏教の言葉】醍醐
「醍醐味(だいごみ)」と言えば物事の本当の面白さ、深い味わいを意味する言葉です。
仏教では牛や羊の乳を精製する過程を五つの段階に分け「五味(ごみ)」と呼んでいました。
「乳味(にゅうみ)」〜「酪味(らくみ)」〜「生酥味(しょうそみ)」〜「熟酥味(じゅくそみ)」〜「醍醐味」
最終段階である「醍醐味」は極上の乳製品、おそらく現在で言う最高のバターやチーズだと思われます。
「醍醐」が最上の味であることから仏教では仏陀の最上、最高の教えを「醍醐」で例えるようになりました。
日本ではお寺の名前や天皇の名前に使われています。
京都にある世界遺産の醍醐寺、醍醐天皇、後醍醐天皇などです。
また「五味」は様々な物(味)を意味することから塵芥(じんかい)をゴミと言うようになりました。
因みに後から五味に対して七味の語も作られました。(七味唐辛子など)
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