豆知識
2016.09.20
お彼岸について【豆知識】
いつもお世話になっております。
横浜葬祭福祉センター代表の浦野です。
本日は、彼岸入りの時期ですのでお彼岸についてご紹介致します。
日本には古来より農耕儀式や自然崇拝の考えがあり、種を撒く時期(春)や収穫の時期(秋)に五穀豊穣や安全を先祖に祈願しました。仏教伝来以前は万物に神々が宿るとされていて、太陽も神様として崇拝されていました。
仏教伝来後、西の彼方に極楽浄土があるとされ(西方浄土)太陽が真西に沈む春分・秋分の日に西方浄土の世界に旅立った先祖に想いを馳せ、供養したのが始まりではないかとされ、神道と仏教の教えが融合して日本独自の文化、風習となりました。
ちなみに彼岸とは、大きな川の向こう岸で仏の世界とされています。私たちの住んでいる世界を此岸(しがん)と云い、欲や煩悩にまみれ苦悩に耐え忍ぶ世界に対し彼岸は人々が欲や煩悩から解放された涅槃(ねはん)の世界と考えがられてます。
お彼岸にお供えするぼたもちとおはぎは同じ物で、牡丹が春、萩が秋に咲く花で季節を表しています。
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