久保山斎場の基本情報と予約方法

久保山斎場とは？場所・アクセス・施設概要

 

　所在地：〒220-0063　横浜市西区元久保町3番1号

 

　電話番号：045-231-3060

 

　ファクス：045-231-5027

 

久保山斎場は、横浜市西区元久保町にある市営の火葬場です。火葬専用の施設であり、通夜や告別式を行う葬儀式場は併設されていません。そのため、葬儀を行いたい場合は別途、近隣の葬儀式場や会館を利用する必要があります。

 

横浜市に住民票がある方が利用する場合、市民料金が適用され比較的安価で利用できるほか、市民優先枠にて予約ができる点も大きな特徴です。

 

アクセスは、JR「保土ヶ谷駅」や京急「黄金町駅」からバスやタクシーで行くことが可能です。車でのアクセスも可能で、斎場には広い駐車場があります。

 

 

予約は誰がするのか？個人or葬儀社？

久保山斎場の予約には、ネットから予約ができる「斎場予約システム」があります。ただし、葬祭業者を介さずに個人で予約する場合は、使用を希望する斎場に直接電話で相談する必要があります。ご遺体の搬送や棺の手配、火葬までの安置や納棺等の火葬業務外に係る作業や、火葬日までの適切な安置を含め、全て申込者の方で対応できる場合に限り、個人の方でも予約することができます。　

 

上記のようなルールがあったり、予約に際して必要な手続きや書類が多く、専門知識が求められるため、葬儀社を通じて予約を行うのが一般的です。

 

予約手続きには、死亡届の提出後に発行される「火葬許可証」が必要となり、これをもって葬儀社が火葬場の空き状況を確認し、予約を行います。葬儀社を介することで、斎場予約だけでなく、霊柩車の手配や式場の調整、当日の案内なども一括して進めることができます。

 

 

予約のタイミングと混雑状況

久保山斎場は、横浜市内でも特に利用者が多い火葬場であり、希望通りの日時に予約を取るのが難しい場合もあります。特に、年末年始・お盆・冬季（12月〜2月）は利用者が増える傾向があり、予約が数日から1週間程度先になるケースも少なくありません。

 

また、仏滅以外の日や大安などの日柄を気にされる方が多いため、日取りによっては希望が集中し、さらに混雑することもあります。こうした背景から、早めの手配がとても重要です。

 

 

久保山斎場の予約手続きの流れ【概要】

1.死亡届を市区町村役場に提出

 

2.火葬許可証を役所から発行してもらう

 

3.葬儀社が久保山斎場の空き状況を確認

 

4.火葬日時の予約を行い、斎場を確保

 

5.火葬日当日に必要な書類や段取りを葬儀社と確認

 

このように、久保山斎場を利用するためにはいくつかの手続きが必要ですが、信頼できる葬儀社を通じて進めることで、大きな負担を減らすことができます。まだ具体的な手配をしていない場合でも、「もしものとき」に備えて事前に相談しておくことをおすすめします。

 

 

 

久保山斎場の手続きの流れと当日の注意点

火葬当日までに必要な手続きとは？

火葬を行うには、いくつかの重要な行政手続きが必要です。まず、亡くなったことを証明する「死亡届」を市区町村役場に提出する必要があります。これはご遺族が直接行うことも可能ですが、多くの場合は葬儀社が代行してくれます。

 

死亡届を提出すると「火葬許可証」が発行されます。これは、火葬を行うために必ず必要な書類で、久保山斎場に提出しなければなりません。この火葬許可証がなければ、いかなる火葬場でも火葬を行うことはできません。

 

この火葬許可証をもとに、葬儀社が久保山斎場の火葬の予約を行い、日程が確定します。日程が決まったら、それに合わせてその他の段取り（霊柩車の手配、火葬当日の動線確認など）を進めていきます。

 

 

火葬当日のスケジュールと流れ

火葬当日の流れは比較的シンプルですが、慌ただしくなりがちです。大まかな流れは以下の通りです。

 

1.出棺（式場や自宅から霊柩車で出発）

 

2.久保山斎場に到着、受付

 

3.最後のお別れの時間（お花を手向けるなど）

 

4.火葬炉へ納める

 

5.控室で待機（約1時間程度）

 

6.拾骨（収骨）を行う

 

7.解散、または会食会場へ移動

 

到着時間には余裕を持つことが重要です。特に、初めて久保山斎場を利用する場合は、迷ったり交通状況により遅れる可能性もあるため、30分ほど早めに到着するように心がけましょう。

火葬が終わるまでの待ち時間は控室で過ごします。控室には人数の制限があるため、利用人数を事前に葬儀社と確認しておくことをおすすめします。

 

 

必要な持ち物と服装マナー

火葬当日に持参すべき主なものは以下の通りです。

 

・火葬許可証（通常は葬儀社が持参）

 

・故人の写真（持って行くこともあれば省略される場合も）

 

・数珠（仏式の場合）

 

・ハンカチ・ティッシュなど

 

また、服装は基本的に喪服が一般的です。家族葬や直葬の場合でも、黒のスーツ・黒のワンピースなどフォーマルな装いが望ましいでしょう。ただし、カジュアルな直葬の場合は、平服でも問題ないとされるケースも増えてきています。

念のため、事前に葬儀社や親族と「どの程度の服装が適切か」を確認しておくと安心です。

 

 

スムーズに進めるためのポイント

久保山斎場を利用する当日は、ご遺族の精神的な負担も大きくなりがちです。スムーズに進めるためには、以下の点を意識しておくとよいでしょう。

 

・到着時間には余裕をもって行動する

 

・控室の利用人数や時間を事前に確認しておく

 

・小さなお子様がいる場合は事前に控室での過ごし方を考える

 

・周辺に待機場所や飲食店が限られているため、必要な準備をしておく

 

また、火葬後の流れ（収骨後の会食や解散）も、事前に全体スケジュールを共有しておくと混乱が少なくなります。久保山斎場はスムーズに運営されている施設ですが、利用者が多いために案内がやや機械的に感じられることもあります。だからこそ、葬儀社のサポートが大きな助けになります。

 

 

 

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