豆知識
2016.08.22
仏像の役割について
いつもお世話になっております。代表の浦野です。
本日は、仏像の役割についてご紹介させて頂きます。
日本は古来、神の国でした。神様は岩や巨木、鏡などに宿り、信仰の対象となっていましたが、
神様の姿は見る事が出来ません。
仏教が伝来して、信仰の対象として仏像が現れ、庶民は手を合わせて仏様を直接拝む事ができ、
仏教が一般に広まるきっかけになったそうです。
その仏像は全ての人を苦しみ、悲しみから救いたいというお釈迦様の願いの現れです。
大きく分けて如来、菩薩、明王、天の4つに分類されます。
【如来】
仏道修行を完成させ、悟りを開いた者
質素な衣裳でパンチパーマの様な髪の毛 釈迦如来 薬師如来 阿弥陀如来 大日如など
【菩薩】
仏道修行中で、次期如来を目指しながら人々を救う
優しい顔で宝飾品を身につけ庶民から親しまれ、分かり易く仏教を広める役割
観音菩薩 弥勒菩薩 文殊菩薩 地蔵菩薩など
【明王】
怒りの表情で手に剣や槍などの武器を持ち、修行者の障害を取り除き叱咤激励して導く
不動明王 金剛夜叉明王 愛染明王 孔雀明王など
【天】
バラモン教やヒンドゥ教の古代神々がとらばーゆして、如来様のガードマン的役割
梵天 四天王 韋駄天 帝釈天 弁財天など
お寺の境内や観光地で仏像を見かけた際には上記のような特徴を参考にして
見てみると面白いですよ!
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