喪中はがき(欠礼はがき)【よく頂くご相談】
お彼岸が過ぎ、秋の足音が聞こえる季節になりました。
まだ早いと思われますが新年を迎える前に、その年に身内の方が亡くなられた場合、喪に服し年賀状を差し控える事になります。年賀状を一方的に控えるのは先様に対して失礼にあたるので、予め、お正月前にお知らせをするのが喪中はがきです。
喪中はがきは、毎年年賀状をやり取りしている方々(故人を含め)のために、新年のご挨拶を遠慮させていただく事をお知らせする挨拶状です。
喪中はがきは年賀状の欠礼挨拶ですので、先方が年賀状を投函する前に出すのが礼儀とされ、11月末までには出された方が良いでしょう。
12月に喪中になられた方は、喪中はがきを出さずに年が明けてから、寒中見舞いを出されるのが良いでしょう。寒中見舞いとは、寒さが厳しい時期に相手の安否を気遣って出す季節の挨拶状ですが、12月に急に親族が亡くなった事と年賀状を頂いたお礼も兼ねています。
寒中見舞いはお正月の松の内が明けてから(8日以降)に出すようにしましょう。
喪中はがきはまだ早いと思われますが、ピーク時になると印刷も遅れる可能性があるので、早めご用意して下さい。各葬儀社でも扱っておりますのでご相談ください。
最後に、喪中はがきと寒中見舞いの文例をご紹介致します。
■喪中ハガキ文例
喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮申し上げます
夫 ◯◯が◯月◯日に◯◯歳にて永眠いたしました
ここに本年中賜りましたご厚情を深謝いたしますとともに
明年も変わらぬご厚情のほどお願い申し上げます
平成◯◯年◯月
住所 電話番号 氏名 (喪中はがきの文章には句読点は付きません)
■寒中見舞い文例
寒中見舞い申し上げます
このたびは年頭のご挨拶ありがとうございました。
昨年◯月◯日に夫◯◯が他界し、喪服中のため年末年始のご挨拶は差し控えさせていただきました。
旧年中にお知らせ申し上げるべきものを、年を越してしまいました非礼をお許しください。
故人が生前に賜りましたご厚情に深く感謝するとともに、皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
平成◯◯年◯月
住所 電話番号 氏名
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