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2016.10.03

失敗しない葬儀社選び:打ち合わせ編

いつもお世話になっております。

横浜葬祭福祉センターの浦野です。

 
葬儀社が失敗しない葬儀社選びという事をお伝えするのも恐縮ですが、

本日は、打ち合わせ時の注意事項をお伝えしようと思います。

 

葬儀業界は少子高齢化の影響で、2040年までは拡大を続けると言われています。

そのような状況もあり、新規に参入される企業が増え続けています。

たくさん選択肢が増えると、どこが良い葬儀社なのか分からなくなる事も多くなると思います。

 

ぜひ、良い葬儀社の見極め方として打ち合わせに注目してみて下さい。

通常、打ち合わせで一番最初に確認する事として、【お墓の有無】が挙げられます。

お墓がある場合は、式の前に菩提寺に連絡をしないと、お墓に入れてもらえない事があります。

 

お墓を持っているのに、お墓に入れてもらえないとなると、

ご自身で保管されるか、別にお墓を買う必要が出てきます。

 

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墓地、霊園は大きく分けて公営墓地、民営墓地、寺院墓地の3種類が有ります。

葬儀の規模に関わらず、気を付けて頂きたいのが、墓所が何処に在るかです。

 

公営、民営墓地ならば宗旨、宗派は問題ありませんが、寺院墓地の場合は基本的には檀信徒契約を結んでいますので、亡くなった旨を伝えず火葬したり、違う宗旨、宗派の寺院に戒名を頂いたりすると墓所に入れなくなる事が有ります。

 

寺院墓地は亡くなった後、仏教徒として戒律を受け、あの世に行ってもお釈迦様の教えを守りますという方が入られるお墓です。葬儀は娑婆の世界(現生、此岸)を断ち切り、仏教徒として教えを守り、彼岸(ひがん)の世界に入りなさいと引導を渡す儀式です。(宗派により若干教義は異なります)それらを無視してお墓に入りますというのは難しくなります。

 

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私達葬儀社はお墓事情を確認するのが打合せの1番最初に行う事です。葬儀の本質を理解しないで、装飾、演出、返礼品ばかり押し付けてくる業者さんだと、火葬した後でトラブルになる事がありますの注意して下さい。事情により葬儀が出来ない方でも菩提寺にその旨を素直に伝える事が重要です。

 

お墓がない場合は、お墓のご案内をさせて頂くか、お客様自身で保管して頂くかのご選択となります。
ただ、お客様自身で保管されたとしても、その後がありますから、無縁仏にならないようにご注意下さい。

 

葬儀社としては、式を無事に終わらせる事が第一の目的ですが、お客様にとっては葬儀の後も
考えなければならない事ですので、葬儀はもちろん、その後まで考えてくれる葬儀社は良い葬儀社と言えます。

せっかく気持ちよく送り出しても、その後に問題が出てきてしまっては、意味がありません。

打ち合わせ時のお墓確認は必ずして下さい。

 

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