豆知識 2020.11.18 【身近な暮らしの中にある仏教の言葉】無縁 仏教元々の意味は執われのない事、物が存在しない事、そして救いの機縁がない事を言います。 特に最後の前世で仏菩薩との縁を結べなかったとの意味で用いる場合が多いです。 「縁が無かったもの」「無縁のもの」というのも本来は仏縁がないのに由来します。 現在では「無縁仏」「無縁墓地」等、弔う者のいない場合に使われています。 反対語は有念(うねん)で「具体的な姿、形あるものを思い観想すること」です。