豆知識
2020.07.11
【身近な暮らしの中にある仏教の言葉】退屈
「退屈する」「退屈だ」「退屈しのぎ」などと使います。
することがなくて時間を持て余すこと、飽き飽きして嫌気がさすこと、疲れて嫌になること、困難にぶつかって尻込みすること等の意味です。
仏教での意味は修行の辛さに屈して仏道を志す求道心が薄れ、くじけて修行をやめてしまうことを「たいくつ」といいました。
仏教の教えには「退屈」には三種の退屈があると示されています。
①菩提広大屈
仏様の悟りの世界はあまりにも広く深い為に退屈してしまう。
②万行難修屈
修行の世界には終わりがない為に退屈してしまう。
③転依難証屈
修行の成果が本当に悟りにつながるのか分からなくて退屈してしまう。
因みに退屈の反対は熱中だそうです。私達も自分がしなければならない事を見失って
いるなら暇つぶしに走らず志しを持って熱中する事を探し出さなければいけませんね。
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