豆知識
2020.07.05
【身近な暮らしの中にある仏教の言葉】出世
出世間(しゅっせけん)の略で世間を出ること。仏教では世間は迷いの世界のことをいいます。
そして出世間はこの世に仏が出現すること、仏が世に出て悟りを開き衆生を教え導くという意味もあります。
そこでお坊さんが高位の役職に就いたり大きな寺院の住職になったりすることを出世といいました。
後にそれが転じて立身出世を「出世」するというようになりました。
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