既に両親は亡くなり、残された兄妹は2人だけでしたが、私は家庭を持ち、兄はひとりで25年以上音信不通でした。

とりあえず兄の勤務先の会社と連絡を取り、上京して葬祭福祉センターさんと打合せをしました。

川崎の事は何も分からなく不安でしたが、早めの火葬場を押さえてもらい、兄の住居手続き、駐車場解約、車両抹消手続きなども手伝って頂き、滞在期間内に全て終える事が出来ました。

兄はひとりで寂しかったかと思い、安置されている福祉センターに行きましたら、夕方から勤務先の社長をはじめ従業員の皆様が大勢お線香をあげに見えられて、最期のお別れをしていただき、とても恵まれた会社に居たと思い感謝しました。

滞在最終日、兄は荼毘に付され、遺骨と共に北海道へ帰りましたが、福祉センターさんは火葬場案内をしていただき、帰りにも最寄りの駅まで送ってもらい、右も左も分からない私を本当に不安無く導いてくださった事に感謝しております。